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移動手段(フィリピンの交通事情) 2024.01.02更新
■空港からマニラ市内へ フィリピンの玄関、マニラの国際空港は、エルミタ・マラテ地区から約10kmほど離れたパサイ市とパラニャーケ市にまたがっています。 通称NAIA(Ninoi Aquino international Airport)と呼ばれています。 4つの国際線/国内線ターミナルがあります(2024年1月現在調査)。 ・第1ターミナル 国際線専用(フィリピン航空、日本航空、大韓航空、ほか) JALで行くとここから出ます。 1982年に開業。老朽化が著しく、施工とメンテナンス管理の悪さが際立って目立つターミナル施設でした。 私が初めて訪れたフィリピンの初めての空港がここです。 全体に古めかしく暗いイメージがありました。 2015年に、供給開始以来の大規模な改装リニューアル工事が終了した後はすっかり様子も変わり、広く天井も高い明るい空港に生まれ変わりました。 荷物をターンテーブルから取り、入国ゲートを出ると突き当たりに長い下り坂があり、そこを抜けると左側に道を挟んで沢山の出迎えの人たちがたむろしてる柵が見えてきます。 ・第2ターミナル 国内線専用(フィリピン航空、PAL エクスプレス、フィリピン・エアアジア、ほか) 1999年に開業。センテニアル・ターミナル(Centennial Terminal)とも呼ばれていました。 2023年7月より国内線専用ターミナルとなっています。 ・第3ターミナル 国際線(セブ・パシフィック航空、フィリピン・エアアジア、全日本空輸、ジェットスター・ジャパン、ほか) 国内線(セブ・パシフィック航空、ほか) ANAで行くとここから出ます。 第1ターミナルとは違い、広い雰囲気は無いですが、全体に明るいイメージがあります。 入国ゲートを出るとすぐに鈴なりの出迎えの人たちが待っています。 ・第4ターミナル 国内線専用(Cebgo、en:AirSWIFT、ほか) 1948年開業。国内線ターミナル(Manila Domestic Passenger Terminal) と呼ばれていたようです。 平屋建てで収容人数は少なく、チェックイン開始時刻まで屋外で待つことになることもしばしばです。 この空港からマニラ市内へは、バスなどの公共機関はありません。 タクシーを使うことになります。 空港到着ロビーの出口のあたりにあるクーポンタクシーのカウンターでタクシーを予約するか、レンタカーを借りることになります。 但し、フィリピンでのレンタカーは運転手付きが基本です。 自分で運転したほうが楽・・という方も、一度マニラ市内の交通状態を見ればたいがい運転する気持ちは萎えるでしょう。 マニラ首都圏の国際空港は他にもあります。 〇クラーク国際空港 パンパンガ州マバラカット セブ・パシフィック航空(成田空港から) 〇スービック・ベイ国際空港 バターン州モロング セブ・パシフィック航空(成田空港から) 〇新マニラ国際空港(建設中) ・ブラカン州ブラカン 2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更となっています。 実際にフィリピンへ旅行する場合は、最新情報をご自身でご確認のうえチケットをお取りください。 くれぐれも「マハルコ、新しいヒコーキ、パンパンガのエアポートにとぶだってよ!」とかのフィリピーナの噂話に惑わされないようにご注意を! |
■LRT(Light Rail Transit)とMRT(Mass RailTransit) フィリピンにも鉄道は走っています。 マニラ・ライトレール・トランジット・システム(Manila Light Rail Transit System、Sistema ng Magaang Riles Panlulan ng Maynila、通称:マニラLRT) LRTは1号線と2号線があります。 LRT1号線は、タフト通りに沿ってカロオカン市内のモニュメントから、パサイ市内のバクラランまでを南北に20駅の間を走っています。 全長約20Km、30分ほどの区間で全部走りきることができます。 料金は20peso程度。各駅の窓口でカードを買い、改札口を経由して、出るときに改札口に投入します。 LRT2号線は、アラネタ・センター・クバオからサントラン〜レクト間を走っています。全長14Km、11の駅があります。 もう一方のMRT。 エドゥサ通りに沿ってパサイ市のタフト・アベニューから、ケソン市内のノースアベニューまで13駅を通過する。 だいたい6〜8分置きに電車が来ますので、そんなに待つことも無いでしょう。 乗車券はSuicaのようなICカードが導入されてます。 20ペソでカード自体を購入しチャージして使います。 LRT1号線およびLRT2号線とMRT3号線で共通で利用できるほか、マニラ首都圏の一部のバス路線、高速道路の料金所のほか、ファミリーマート、サークルK等でも利用可能です。 LRT公式HPはこちら ![]() www.lrta.gov.ph/ |
■ジープニー(Jeepney) フィリピンを代表する乗り物が、ジープニー。 米軍の乗っていたジープを15人ほど乗れる乗り合いバスに改造したものです。 非常にカラフルな塗装をしており、正面に行き先を書いています。 ![]() 排気ガスを沢山吐き出しており、交通渋滞の根源となっているのが、このジープニーです。 バスのように専用レーンなんてものはありません。後ろから乗用車が走ってこようが、お構いなしに出発&停止をくりかえします。 このジープニーがマニラ市内では山のように走っています。 歩行者からすれば、便利な乗り物ですね。街の中を縦横に走っていますから、行き先さえ間違わなければ、たいがいのところに行けます。 乗り方は、タクシーに乗るのとおんなじに、手を上げるだけ。 止まったらすばやく乗り込みます。 あとは運転手に料金を払って、行き先に着くのを待つだけ。 ![]() ここで、気をつけたいのがスリや置き引き、そしてホールドアップ。 荷物はしっかりと自分の前に抱えておきましょう。 横においておくと、中身を盗まれたり、ナイフでカットされたりしますから。 あとは、時々ホールドアップがあります。 ジープニーが停車したときが、要注意です。 乗客が強盗に変わるときもありますし、いきなり外から拳銃を手に乗りこんでくるときもあります。 こんなときは、逃げられるならすぐに外に逃げます。 逃げ遅れたら、あきらめて全ての物を差し出しましょう。 命あってのものだねです。 ![]() |
■トライシクル(Tricycle) オートバイにサイドカーをつけた乗り物。 サイドカー部分に2人、運転手の後ろの座席に2人くらいの狭い乗り物。 しかし、4〜6人、多いときはそれ以上乗って走る場合もあります。 ![]() ほとんどが、ホンダやカワサキのバイクを改造したもの。 4サイクルの250ccが主流です。これもまた山のような排気ガスを吐き出して走ります。 地方に行くと、このトライシクルが主な交通手段となります。 数珠繋ぎになって走っていますから、なれない方は口を押さえて乗ったほうがいいかも。 料金は最低金額が6pesoくらい。いちおう料金表が張ってありますが交渉しだいで、安くもなります。 子供から大人まで、気軽に乗れる乗り物として、庶民の足となっています。 子供達は、みんなトライシクルに乗って学校へ登校します。 ![]() |
■レンタカー(Rent a Car) フィリピンでもレンタカーがあります。 日本では、自分で運転するのが当たり前ですが、フィリピンは基本、運転手付きです。 特にマニラ市内は交通マナーが最悪で、3車線の広い道路を4台以上が並んで競い合って走っています。 レンタカー会社には、世界最大手のハーツ、エイビスなどがありますが、個人でやってるところも沢山あります。 ![]() 知り合いにフィリピン人が居るなら、簡単に借りれるはずです。親戚に1人はレンタカーを持ってる人が、たいがいは居ますから。 どちらかというと、マニラから郊外へと長距離で移動するときは便利です。 1日貸切で3000〜4000pesoくらいの料金です。 フィリピンでは高価な乗り物でしょう。 しかし、安全を考えればこんなに楽な乗り物はありません。 ドライバーは案内人&ボディガードを兼ねてくれます。 結構気さくに話しかけてくれますから、仲良くなればいろんな穴場情報を教えてくれます。 一緒に食事をし、一緒に夜の街で遊ぶことも可能です。 このレンタカー、以前は日本にタレントとして出稼ぎに来てたフィリピーナさん達のご用達でした。 地方から、レンタカーをチャーターして家族総出でNAIA空港まで出かけて来ます。 |
■船(フェリー)(Ferry) フィリピンは島国です。 海が廻りをぐるりと取り囲んでます。 そう、もうひとつの移動手段はフェリー。 日本人に人気のリゾート地セブへ宿泊する場合も時間は かかりますがフェリーで行けます。 いろんなフェリー会社があり、フィリピンの近海を縦横無尽に航行してます。 たとえばこんな会社。 ☆SuperFerry お仕事中の方は注。 ちょっとでかい音楽流れますから。 やはり船旅ってのは気持ちいいですね。 船からフィリピンの青い海を眺めてのんびりと船旅。 ひごろのアクセクした日常からかけ離れた海の上。 彼女と2人きりの旅行にはもってこいのシチュエーション。 ただし、このフェリー、時々海難事故にあいます。 結構、しょっちゅう沈没騒ぎがあります。 原因は定員オーバーの状態で悪天候な中、無理やり航行してしまうかららしいです。 天気の様子を見ながら、乗ったほうがいいかも知れません。 船旅の様子はこちら ○フェリーの船室&甲板の景色 ○船から見るフィリピンの海と港の風景 |
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