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■ フィリピンの州と地方
◆1.Regional Details
○Luzon(ルソン島)
1 Ilocos Region
2 Cagayan Valley Region
3 Central Luzon Region
(4A National Capital Region)
4B Calabarzon Region
4C Mimaropa Region
5 Bicol Region
13 Cordillera Autonomous Region
○Visayas(ビサヤ諸島)
6 Western Visayas Region
7 Central Visayas Region
8 Eastern Visayas Resion
○Mindanao(ミンダナオ島)
9 Western Mindanao Region
10 Northeastern Mindanao Region
11 Southeastern Mindanao Region
11A Davao Region
12 Central Mindanao Region




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Mindanao(ミンダナオ島)
ミンダナオ島はフィリピンでルソン島に次いで2番目に大きい島。 フィリピン諸島は、ルソン島周辺の群島・ヴィサヤ諸島・ミンダナオ島周辺の群島という3つの大きな群島で構成されているが、国土の南1/3の部分にあたるのがミンダナオ周辺の群島。 ミンダナオ群島はミンダナオ島とその南西のスールー諸島などから構成されており、6つの地方と25の州からなっています。 |
島のほとんどは熱帯雨林にかこまれており、フィリピン最高峰のアポ山(標高3144m)をはじめとする山々が連なっています。 熱帯の気候ですが、北西太平洋に発生した台風はルソン島やヴィサヤ諸島へ向かうためミンダナオ島にはまれにしか上陸しません。 このためフィリピンの他の地域に比べ台風の被害は比較的少なく、農業などに有利な場所となっています。 経済は主に農業と林業に支えられています。 金、銀、銅、ニッケルなどの豊かな鉱物資源が眠っているとされ、世界の注目を集めているが未だ大きな鉱脈は発見されていません。 ミンダナオは海の幸、山の幸にも恵まれ、旅行者にとっても魅力ある場所だが、泥沼化した紛争を抱えている場所です。 もともとイスラム教徒が多く、キリスト教が中心のフィリピン政府とはいつも諍いが絶えません。 島の分離独立を目指すモロ・イスラム解放戦線MILFなどが、政府軍と激しい戦いを続けています。 そのため、島の山間部への立ち入りは即、死を意味します。 観光に安全な町としては、ダバオ市とその周辺のリゾート地が平穏でミンダナオの魅力を充分に味わえるでしょう。 ミンダナオ島、とりわけダバオは日本との関係が深いところです。 19世紀末にアメリカ人によって開かれたマニラ麻の農園作業に応募した移民がさきがけでした。 1903年ごろのルソン島でのバギオへ至る高原道路建設では数千人の日本人労働者が厳しい工事に従事し、工事の後はミンダナオ島へ機会を求めて多くの人が移動しました。 こうした中、太田恭三郎を筆頭に、マニラ麻農園を買収したり開設したりする日本人農園経営者が多く現れ、彼らは農場から工場まで一貫した施設を建設したため、小さな町だったダバオは大都市へと飛躍的に発展し、第二次世界大戦前までは2万人近い人口を有する東南アジア最大の日本人コミュニティを形成していたのです。 しかし太平洋戦争末期のミンダナオ島の戦いで兵士のみならず日本人民間人も含む数万人が戦闘や病死、餓死で犠牲になりました。 戦後もダバオを始めミンダナオ島には多くの日系人がいますが、戦後の反日感情の強い時期にその証拠を破棄してしまったため日系人であることを証明できない方達も沢山居るそうです。 |
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